白昼の火災に現場は騒然
4月12日13時30分頃に出火したとみられる新宿ゴールデン街(新宿歌舞伎町1)の大火災。この地域は昭和ムード漂う木造建築が多く、わずかな区域に200軒以上ものバーや小料理屋が軒を並べる。そんな密集状況のせいか、1軒の飲食店からの出火は瞬く間に近隣店舗を巻き込み、大火事となった。
現場は、四季の道からよしもとクリエイティブカレッジにぬける花園八番街(ゴールデン街の東部エリア)。
四季の道から花園八番街は、完全通行止めとなっており、出火から5時間後も、放水ホースが路面を這い、消防隊員や警察官たちが作業を続け、鎮火したのは夜遅くになってからだった。
出火については、改装中だった飲食店物件から出火。約470平方メートルを焼き、6店舗が全焼。出火に伴った煙を吸った女性が病院に搬送されている。
(撮影=筒ひとし)
そして現場に出向いた記者が聞いたのは、新宿ゴールデン街に渦巻くよからぬ話だった。
「これはもしかしたら放火かもしれない」
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