衝撃実話!女が男を刺した理由 -第⑥話‐ 『ぼったくりの手口?! 垣間見た都会の闇』
■私たちは都会の闇を垣間見ることになる...
ライブハウス着いた私達は、まずイベントに誘ってもらった人に挨拶に行くことにした。
改めてお礼の挨拶し、しばらく話をしたYは"この人は信用出来る"と感じたようで、私達が結婚していること、更にそれを内緒にして活動することなど話していた。
そして、Yはだいぶ緊張した様子でその日のライブにのぞんだが、出来栄えにはそこそこ満足したようだった。
東京での初ライブの後、しばらくすると、またもSNSにとあるレーベルから誘いがあり、会いに行くことになったのだが、無名のYに最初からマネージャーが付いているのもおかしいと言うことと、相手に変に突っ込まれて結婚してることがバレるのが嫌だというので、一人で行かせると、しばらくしてYが興奮した様子で帰って来て言った。
「契約してきた!」
「?」
Yが何を言っているのか分からず、一度、落ち着かせてから話を聞いてみると、レーベル(?)側と少し話した後、突如契約を結ぶ流れになり、その条件としてCDを制作し、100枚売り切る。その費用に84万円を支払うのだと言う。