工藤会系幹部射殺事件で、組長に無期懲役を求刑 福岡地裁
特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)系組幹部の射殺事件で、殺人罪などに問われた同じ組の組長、木村博被告(63)と、幹部、渡部公章被告(43)の公判が7日、福岡地裁(松藤和博裁判長)であり、検察側は木村被告に無期懲役、渡部被告に懲役18年を求刑した。(中略)
起訴状によると、2人は平成20年9月、ほかの組幹部らと共謀し、福岡県中間市で安高毅幹部=当時(66)=の胸などを拳銃で撃ち殺害したとしている。
産経WEST 2016.10.7 11:54
「ちょうど木村組長が工藤會の幹事長から理事長代行に就任したばかりのことだったと思うが、六代目山口組のある有力二次団体を訪れて、意見を交換したことがある。木村組長は、国家権力の行き過ぎた捜査方法を非難するとともに、拘留中だった野村悟総裁、田上文雄会長の留守をしっかり守ると力強く語っていたのが印象的だった」(関係者)
これはむろん工藤會を含む九州四社会が六代目山口組との友好関係を凍結させる前の出来事であり(2015年10月17日に、工藤會、道仁会、太州会、熊本會からなる九州四社会は六代目山口組と交際しない方針を固めたむねを表明)、逆に工藤會は、草野高明 工藤會二代目会長からの縁で、六代目山口組二代目伊豆組とは親戚関係にあったと言われている。
「留守を守る」そう力強く言っていた木村組長に捜査の手が伸びるのに、大した時間はかからなかった。……続きは…