携帯電話を落とすことは、よくあること。その落とした電話が、拾った人間に使われてしまうことも、まあなくはないだろう。だが、落とした連絡を通信業者にして、利用を止めたあとも勝手に使われ続けるなんてこと、あると思いますか? 今回は、そんなフシギな体験をしてしまったマンガ家の山下ユタカ先生に、その一部始終を解説していただきました。
■もしやSIMカードもコピーできるのか
Illustrated by 山下ユタカ
もしかして僕わ多重人格なのか? そうでもないとこの現象は理解が出来ぬワイ。
それは1月30日深夜のコト。居酒屋で始発を待つ僕の手元から忽然と携帯電話(長年使っているdocomoのガラケー)が消えた。さんざん探したが店内にはない様子。そのまま駅前の交番に紛失届を出してひとまず帰宅。その日(30日)の夕刻にdocomoショップに出向き携帯を止めて貰った次第。
そして2月1日に代替機として、つなぎの機種を受け取り、2月3日に正式な端末を受け取ったのだが、あらフシギ。この時点で既に1月分と2月分のパケット代がリミットいっぱいだと云うのである!……続きは…