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Channel: a.k.a.“工藤明男” プロデュース「不良の花道 ~ワルバナ~」運営事務局
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菱のカーテンの向こう側㊹ 直系二次団体が四次団体になった理由は?

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■一瞬の静寂の合間に流れた「除籍」の通達状




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写真はイメージです



 果たしてこれを抗争事件と見るかどうかは別として、昨年8月の六代目山口組分裂以降、最初に緊張が走った事件が、10月6日に長野県飯田市で発生した発砲事件であったということは関係者のあいだで意見が一致している。

 事件が起きたのは6日の午後0時45分ごろ。長野県飯田市上殿岡の温泉施設「湯~眠」の駐車場で、43歳の山口組組員の男性が頭を拳銃で撃たれて、死亡していたのである。

 3日後の10月9日、この事件の犯人が弁護士に付き添われて出頭し、逮捕されている。逮捕された男(48)は、六代目山口組の二次団体・二代目近藤組(本部/岐阜県岐阜市 掛野一彦組長)の傘下の二代目掛野組(本部/岐阜県関市 大沢正見組長)の若頭であった。また、被害者も二代目掛野組に所属していたことが判明している。

 これらの点をふまえてメディアは、「被害者男性は、六代目山口組から神戸山口組へ移籍しようとしてトラブルにあったのではないか」という論調で報道した。一方、暴力団社会では「身内同士のトラブルということで話がついている」(関係者)という解釈がとられたとされ、事実、この事件をきっかけにした六代目山口組と神戸山口組の報復合戦は発生しなかった。

 だが、実際はそうではなかったのかもしれない。……続きは…

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